2011年5月4日水曜日

ドライマウスの治療法 | <世田谷 歯医者>

①唾液そのものをできるだけ分泌させるような薬剤の利用
②口腔内を潤すうがい液やジェルの利用

①薬剤については、治療をうけているかかりつけの病院で相談すると適切なものを処方してもらえるでしょう。

例えば、残っている唾液腺を刺激して唾液を出やすくするお薬としては、塩酸セビメリン(商品名「サリグレン」、「エボザック」)があります。(これはシェーグレン症候群の方では保険適用治療薬です)

漢方の薬では、白虎加人参湯、麦門冬湯、柴苓湯などが効果的といわれています。

②口腔内を保湿するためのうがい液やジェルについては様々な商品が発売されており、中でも効果的とされるのは保湿効果が高く長時間続くジェル(オーラルバランス、詳しくはおかもと歯科の店へ)です。
高齢者でも塗りやすく、入れ歯では裏側に塗って効果が得られます。
現在は残念ながら保険適用外ですが、つらい症状の緩和には大変効果的な商品です。

0 件のコメント:

コメントを投稿